アンティグアでスペイン語学校に入学しました。

グアテマラに入国してからもう三週間が過ぎました。

入国した翌日にはアンティグアという町に入り、その翌日には語学学校とホームステイ先が決まり、その翌日にホームステイ先に入居しました。

そしてその翌週には初日の授業が始まりました。

そして最近やっと時差ボケが解消し、アンティグアの町にも慣れ、今は落ち着いて過ごしています。

アンティグアという町はとも小さく一日もあれば一周できてしまいます。

町全体が世界遺産らしく、景観も大切にしていて道はすべて石畳みで造られています。

それゆえとても歩きづらいです。

町のどこにいてもアグア火山という富士山によく似た大きな山が見え、その山に見守られながら通学することが日課になっています。

しかしこの時期は雨季ということもありアグア火山の上から三分の一ほどが雲に覆われなかなか一望することができない日が続いています。

それでもまだ雨季の最盛期ではないらしく、二か月後の九月が一年で一番降水量が増す月なのだそうです。

アンティグアに滞在してからもう二度ほど町全体が停電になりました。

どうやら雨の影響らしく、この調子だとこの先何回停電に見舞われるのか心配です。

幸い僕はヘッドランプを持ってきていますが、やはり心許ないです。

ヘッドランプだけでは勉強も満足にできなければ本も読めません。ネットも通じず、お湯も出ません。

潔くあきらめて寝るしかありません。

やはり少し困ります。

しかし、アンティグアの人たちは慣れているのか食卓には常にロウソクが用意されていて、停電時にはそれを灯して食卓を囲みます。

ラテンアメリカの食卓でロウソクを灯して食事をする。それはそれで風情があっていいものです。

初めての経験がまた一つ増えました。

今はまだスペイン語がどれほど喋れるようになるのか未知数ですが、コツコツと積み上げていくしかありません

「poco a poco」

僕の先生であるヤケリーンが初日に教えてくれた言葉です。

「少しずつ」焦らずやっていこうと思います。

それでは。